1961 ジャガー E-type | マイストミニカーショップ

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2021/05/13 23:15


ジャガー・Eタイプ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
EタイプE-type )は、イギリスの高級車メーカージャガー1961年から1975年にかけて販売したスポーツカーである。
かつで世界で最も美しいクルマと評価されたスポーツクーペ、ジャガーEタイプ。実車でも状態の良い車を探し当てることができれば、いまでも運転を楽しむのに最適なクラシックカーとなるようです。

 ジャガーXKシリーズに替わってジャガーのスポーツ/GTラインナップを担う車として開発され、1961年ジュネーブショーにて発表された。それまでCタイプDタイプのレースでの活躍によりスポーティなイメージが強まっていたジャガーは、そのイメージを利用するためXKの後継車にXKの名称を用いずレーシングカーとしてのつながりを示す「Eタイプ」という名称を用いた。

流麗なデザインと卓越した性能、それでいてライバル車よりも安価でEタイプは大きな人気を博し、特にアメリカでは大ヒットとなった。

その空力を意識したデザインはマルコム・セイヤーによるものである。 エンジンは当初3,781ccの直列6気筒DOHCで、後に4,235ccへと排気量が引き上げられ、最終的には5,343ccのV型12気筒SOHCが搭載された。当初は4速MTのみだったが、途中からは3速ATを選べるようになった。ボディーは全モデルを通じてモノコックチューブラーフレームが併用されていた。

後年は主に最大のマーケットであったアメリカの安全基準を満たすためシリーズ2・シリーズ3へとモデルチェンジを行ったが、当初の美しいデザインは次第にスポイルされていった。

シリーズ1 3.8リットル

シリーズ1 クーペ

1961年ジュネーブショーにて華々しいデビューを飾ったEタイプは、美しいボディラインのみならず、当時としては夢のような最高速度240km/hを標榜し、人々の憧れの的となった。ボディーはオープン2シーターとクーペの2つから選ぶことができた。前者はロードスターの名で呼ばれることが一般的である。

エンジンは内径φ87mm×行程107mmで3,781cc、圧縮比9.0、直列6気筒DOHCXKエンジンに3連SUキャブレターを搭載しモス製の4速MTの組み合わせで265hp/5,500rpm、36.0kgm/4,000rpmと発表されたが、同様のエンジンを積むジャガー・Mk-2がツインキャブではあるものの220hp/5,500rpmであるところから現在では疑問視されている。ブレーキダンロップ製のディスクブレーキサスペンションは4輪独立懸架(フロントがダブルウイッシュボーントーションバー、リアは2本ずつのショックアブソーバーコイルスプリングを備えた変形ダブルウイッシュボーン)を採用していた。なおこの形式はXJシリーズにも踏襲され、少しずつ形を変えながら1990年代まで生き永らえた。ステアリングラック・アンド・ピニオンであった。車輪はワイヤーホイールが標準で用意されていた。

このモデルにおいては容量不足のブレーキと、古い設計で1速がノンシンクロであったモス製トランスミッションが不評を買った。また内装においてはグランツーリスモとしては不充分なバケットシート、またセンターコンソールの欠如が顧客の不満を招いたようである。ジャガーとしては新たな試みで美しくスポーティではあった内装のアルミニウム製パネルも高級感という点においては今ひとつであった。

最初期のモデルには通称「フラットフロア」と呼ばれるモデルが存在する。これは運転席床パネルが文字通りフラットなモデルで、発売開始から1年も作られていないためマニアの間ではかなりの希少価値があるとされている。しかし実際は運転の際にペダル操作がしにくいため、敬遠する向きもあるようだ[要出典]。これ以降のモデルはフットウェル(かかとを置くスペース)が設けられ、フロアは若干下に飛び出ることとなり、外観からも見分けることが可能である。

適切に手入れされたジャガーEタイプは、タイトで、上質で速いとの評判。長く彫刻的なボンネットが前方に伸び、ドライビング体験は爽快そのもの。運転の喜びを味わうのに不足のない、パフォーマンスとハンドリングを備えている。しっかり整備していれば、信頼性も高い車といえそうです。

過日、こちらのミニカーをご購入いただきました S.T様より画像を送っていただきました。

このジャガーEの置き場所はジャガーFの近くと決めているのとのことですが、
ホルヒプルマン851や855、スタッツブラックホーク等々、大きくてどう室内レイアウトに合わせ込んでいくか、何ヶ月も悩んでいらっしゃるとのことです。ミニカーをこよなく愛する方にとりましては、このような時間も ❝至福の時❞ です。


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